魚文からから 12.5X9cm |
金城次郎1912年 那覇市生まれ 1924年 壺屋で陶器を習う 1946年 那覇市壺屋に窯場を開く 1956年 国展新人賞 1969年 日本民藝館賞 1972年 読谷村座喜味に窯を移す 1977年 現代の名工 1981年 勲六等瑞宝章 1985年 人間国宝認定 2004年 没 |
唐草文ぐい呑 Φ8X5.5cm |
人間国宝 金城次郎展にさいして
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「たくみ」は昭和8(1933)年12月の開業ですから、今年は創業85年になります。 たくみと沖縄の縁は、柳宗悦、濱田庄司、外村吉之介先生たちが14年3月から数か月間、琉球工藝調査のために訪れたのがきっかけでした。そしてその年12月、東京高島屋を会場に「琉球新作工藝展」(日本民藝協会主催)を開き、たくみがそのお手伝いをしたのでした。 沖縄らしさを失うことなく、しかし誰の真似でもない独自の作風を心がけた次郎さんの作品は、濱田先生の強い支えもあって次第に人気を呼び、本土復帰前の昭和46年、東京のたくみで第一回の作陶展を開催します。 この会は、金城次郎という一陶工の作品を東京の目利きに認知してもらおうという、濱田の強い希望によって企画され、出品作品はすべて次郎の窯で濱田自ら選んだものばかりでした。 このたびは、昭和47年に読谷村に移る前の壷屋時代の次郎とその周辺作家の作品を数多く出品いたします。次郎が築窯した昭和21年から47年の壷屋の空気をお感じ頂ければと思います。 志賀直邦 |
巴文マカイ Φ15X7cm |
緑釉香炉 Φ16.5X8.5cm |
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魚文からから 17.5X11.5cm |
竹文筆立 Φ8X13.5cm |
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唐草文皿 Φ15cm |
点文油壷 Φ17.5X20cm |
魚文皿 Φ26cm |
窓絵点文按瓶 22X25cm |
*誠に恐れ入りますが、ご予約は承っておりません。ご来店をお待ちしております。