益子は江戸時代末期の開窯以来、かめ、すり鉢、山水土瓶で関東一円に親しまれた土地でした。

浜田庄司氏は、昭和六年に益子に窯を築いて以来、益子焼の伝統と材料を更に生かした各種の作品を、次々と世に発表されました。益子が近年、民芸陶器の一大産地として今日の隆盛を見るに至ったのは、氏の当地での作陶活動による影響が大きいといわれています。昭和三十年には、その功績が認められ、第一回無形文化財技術保持者(人間国宝)に指定されています。

浜田門窯は、浜田庄司氏自身はもちろん、氏がお亡くなりになって後は、ご子息晋作氏が、名うての陶工たちの指導をし、作陶をしてまいりました。なによりも、温かく渋みのある持ち味が、たくさんの方々に好まれております。

 今回、水差、茶器、小皿などの品が揃いました。ご使用されれば、いっそう良さがご確認できることと思います。








飴釉指描燗瓶 (10x14x高さ12.5cm) 
(直径7x高さ4.5cm)



























左 白釉櫛目水指丸型 (11x13x高さ16cm)
右 飴釉櫛目水指 (11x17x高さ16cm)






奥  四寸皿 (直径12.5x高さ2.5cm)
手前  型皿 (直径9〜9.5x高さ3cm)






筒型花生 (直径約9x高さ12.5cm)






黒釉キャセロール (13.5x12x高さ7cm)
そば猪口 (直径9〜9.5x高さ7〜7.5cm)






奥  向付 大 (直径13cmx高さ6cm)
手前  向付 小 (直径11cm〜高さ4.5cm)